月商の予測があっても、原価や固定費を払った後にいくら残るか分からなければ判断できません。費用を固定・変動に分け、損益分岐点の売上や必要客数を計算します。
フランチャイズの損益分岐点を計算するについて、申込や依頼の前に確認しておきたい項目を整理しました。条件を一つずつ照合して、納得できる選択につなげましょう。
図の項目を使い、候補ごとの回答を同じ条件で記録してください。不明点を残したまま進めず、追加費用・契約条件・利用後のサポートまで確認してから最終判断します。
01費用を固定費と売上連動費に分ける
家賃、給与、リース、システム料など売上に関わらず発生する費用と、仕入、決済、売上歩合ロイヤリティなど売上に応じて変わる費用を分けます。最低額がある費用は条件ごとに計算します。
- 家賃・給与・リース等の固定費
- 原価・歩合費用・決済手数料
- 最低ロイヤリティや最低発注
- 借入返済・税など別枠の支出
02必要粗利から売上・客数へ逆算する
月の固定費を賄うために必要な粗利を出し、平均客単価と粗利率を使って必要な売上・客数を試算します。計算例の数値は自分の見積もりに置き換え、営業日数や時間帯を反映します。日本政策金融公庫の売上予測資料も計算要素の分解に使えます。
- 月の固定費合計
- 商品・サービス別の粗利率
- 客単価・営業日・必要客数
- 計算条件と出典
03計画と実績の差を毎月検証する
開業後は売上だけでなく、原価率、人件費、廃棄、販促費を計画と比較します。差が出た時は、客数・単価・稼働率・費用のどれが原因か確認し、本部への相談内容と次の対策を記録します。
- 計画・実績の月次比較
- 差の原因とデータ
- 本部へ相談する事項
- 施策の期限・見直し日
まとめ
損益分岐点は本部のモデル収支だけでなく、自分の契約条件、物件、人員、費用で計算します。必要売上が現実的か、低迷ケースでも資金を保てるか確認しましょう。
相談・比較前の確認リスト
- 固定費と変動費を区分
- 契約条件を費用に反映
- 必要売上・客数を計算
- 実績との月次比較を設計
公式情報・参考資料
制度や契約条件の適用は、個別の契約・状況によって異なります。詳細は最新の公式案内をご確認ください。
記事確認日:2026年9月27日